就農体験記 新規就農を目指して

研修日記 33日目 - 2022年5月30日 -

あいも変わらず自宅のネット環境が不安定で、浪江町唯一のスーパー「イ○ン」のWi-Fiを使用させてもらいながら、記事の更新を行っています。つらい。

来る6月30日に、回線の工事が予定されているため、それまでの辛抱。

なお、楽天ひかりはルーターレンタルが無い(オプションでの申込みか?)のため、IPv6(クロスパス)対応のルーターを購入する必要がありました。すでに楽天市場にて注文し、回線工事に先駆けて1ヶ月も前ではありますが、無事手元に届いています。

ちなみに色々とネットで使用条件などを調べたうえで、今回購入したのは下記のルーターになります。無事回線が開通しましたら、使用感など少しレビューしたいと考えています。

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細やかな栽培管理の方法やノウハウについては、研修先独自の情報などもあるので記事中での明言は、一部割愛したいと考えています。
個人的な備忘録、および今後研修を受けに来る方のためを考え、別途閲覧制限ページにて管理方法の詳細をまとめています。もし閲覧したい方がいましたら個別にメッセージをください。研修先に確認のうえ、情報開示可能かどうか検討致します。

今日の作業

菊とトルコの防除

もうすぐ6月に入るので、害虫の被害がそろそろ目立ってくる頃になります。

そのため、今日一番に露地栽培の菊とトルコキキョウに、防除用の農薬散布を行いました。

背負式の動力噴霧機(動噴)

使用する薬剤は、菊にサンヨール、トルコキキョウにはオルトラン水和剤です。

アブラムシやヨトウ、コナジラミなどの防除を目的としています。

菊にはすでに、アブラムシが付き始めていました。あいつら一瞬で爆増するから本当に要注意です。

農薬は実験で使うように小数点までしっかりと計測

薬品は小数点レベルまでしっかりと計測する必要があります。

農薬の使用が厳重に管理されているのも一つですし、規定量より濃すぎると薬害が出てしまい可能性があるからです。

逆に多少薄い分には問題ありません。濃いのがNG。

しっかりと溶かし入れます

散布する際は、植物全体にかかるように吹きかけます。

菊はまだ小さいので、簡単にかけるだけで良いですが、トルコはだいぶ大きく育ってきたので(40cmほど)葉の裏にかかるように側面からかけます。

菊にアブラムシ防除
絶賛成長中のトルコキキョウには、オルトラン水和剤を散布

トルコキキョウの頂花取り

今回初作業がありました。トルコキキョウの摘芯(頂花取り)です。

実は昨年、研修に入る前に農業体験として伺った際、初めて手伝わせてもらった作業だったので印象に強く残っているのが頂花取りでした。

頂花と言われて、てっきり植物の頂点に形成された花かと最初は思いましたが、そう単純な話ではなく、主枝(中央のまっすぐ伸びるメインとなる枝)の先端に初めて形成される花のことを指します。

この頂花を取ることでわき芽から新しい枝が伸びていくようです(一般的に植物全般に当てはまります)

主枝の先端に形成された頂花。ふくらんだ葉で優しく包まれている

頂花の見分け方に、少しのコツと慣れが必要です。
きれいに分枝が形成されて、見てすぐに頂花が分かる節は良いのですが、なかなか独特な分枝をしている箇所も多々あり。

また、頂花の周囲の茎や葉は、傷つけてしまうと商品価値に直結してしまいます。

そのため、一本一本についてどう成長しているのか、そのカタチにしっかりと目をやり、丁寧に作業にあたります。

根本から頂花を確認していく様子

今日の備忘メモ

  • ハウスの入り口から5メートルくらいは、より丁寧に防除する。虫の侵入口が入り口だから、特に害虫が付きやすい

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