本日より花卉農家としての就農を目指し、浪江町にて研修がスタートしました。ひとまずは一年、現場でノウハウや経営などを学びつつ、営農計画を練っていきます。
ここでは、研修中の気づきや思ったこと、作業の内容など、研修がある日は毎日更新を目標に綴っていきたいと思います。
今日の作業(2022.4.1)
- キンギョソウ(ポトマック アイボリーホワイト)の芽欠き
- トルコギキョウ(シルビア)の脇芽取り
キンギョソウの芽欠き
真っ直ぐに伸びたキンギョソウ。品種はポトマックのアイボリーホワイトというカラー。10月に定植したもので、イベント用に出荷を予定しているそうです。
作業自体はシンプル。天辺より40センチを残して、下の方の脇芽を全て取ります。少し余裕をもたせて50センチ余裕を持たせて芽欠き。
栄養が花に行くようにすることが目的だそうです。風通しも良くなるので病気の予防にも?大きいもので1.6メートルくらいの背丈の花。とても立派です。
脇芽をとると上のような写真の状態に。根元を、しっかり抑えて摘み取ると、キレイに取ることができますが、乱雑に行うと、組織が残るみたいです。道管部分でしょうか。
一通り作業するとこんな感じに。一分あたり一本ほどの作業効率ですが、慣れたらもっと早くなるはず。まずは丁寧を心がけつつ意識して学びます
コロコロ椅子に座って作業しますので、基本座りっぱの作業。花の背丈が高い分、腕を上に伸ばすことが多いため肩が凝ります。慣れだなこれは…
トルコギキョウの脇芽取り
昼からはトルコギキョウの脇芽取りを行いました。
シルビアという品種のトルコギキョウ。赤い花をつける早生です。
母の日を見据えて10月に定植したものだそう。ただし生育旺盛で既に蕾がちらほら。早めに開花しそうですね。
この品種は脇芽が出やすいとのことで、花に栄養が行くようにこちらも脇芽取り。葉は傷つけないよう注意しつつ、できるだけ根本から丁寧に脇芽を取ります。トルコギキョウの茎は折れやすいので、手折るだけでポッキリ。主茎を折らないようにだけ要注意です。
同じ姿勢で作業するので、少し身体に負担はありますが、そこまで大変ではないので、まだ楽な作業ですかね。
なお、一部の範囲でFusariumや斑点病などの被害が出ているものの、花の方までは広がっていないので近日対処予定とのこと。
注意事項
ここで紹介していることは、私が個人的な備忘録としてまとめているものになります。そのため、閲覧される際には下記についてご注意いただき、ご理解いただけますよう何卒お願い致します。
- ご指導いただいた研修先での確認校正などは行っていないため、内容に間違いや相違などがある可能性があります
- 随時更新にて記事を仕上げていくため、内容に空欄や不明確な記載があることがあります
- 個人的な備忘録として知識や手法をまとめているため、あくまで参考程度にご覧ください