幼虫や蛾の画像がありますので要注意!(幼虫だけにって寒いですね)
今日の作業
虫の活動が活発になってきたので、薬剤散布による防除
梅雨を目前に、気温と湿度が適度に高く、虫や菌たちが活発に活動する気候になってきました。
すでにトルコギキョウにアブラムシやタバコガが付いているところもあるため、薬剤による防除を進めます。
今回はトルコギキョウのハウスに、サンヨールとアドマイヤーフロアブルを散布。
農薬は、きっちりと計量して散布します。間違えて高濃度で使用してしまうと、薬害が発生してしまいます。
また人体にも良い影響はきっと無いでしょう。
葉の裏を観察してみると、1~2センチ程度の青虫がついている個体がありました。
エリアで2~3平方メートル程度の範囲に食害痕が見られたので、成虫が卵を産み付けた周囲に、広がったようです。
とある葉には、卵が産卵された跡も残っていました。
入り口には網戸をかけていますが、作業中は開けっ放しにすることも多いため、どうしても虫が入り込んできてしまいます。
ハウス内で作業をしていると、眼状紋を持つ蝶がヒラリヒラリと飛んでいました。おそらくジャノメチョウ科かと思います。
成虫が卵を生むと、そこから何十、何百という幼虫たちが出現し、植物を食害するので、成虫のうちに退治できるととてもラッキーです。
今回見つけた蝶は、手でバシッと叩き落とすことができたので、捕殺に成功。南無。
この子達だって必死に生きているのに、人間様が勝手な都合で害虫と名付けて嫌われるなんて可愛そうとは思いますが、まぁ農家サイドの意見から言うと害虫は即捕殺という意見に100%同意します。
ちなみに余談ですが、葉の裏に幼虫たち付いて食害しているのを見つけた場合、すぐに捕殺するのではなく、身体の半分を葉の上で潰して半殺しにすることで、弱った幼虫に寄生菌が付いて菌が増殖し、ほかの幼虫たちにも寄生して退治してくれるという、いわゆる"天敵を増やす"方向での有機農業の防除があるそうです。
理屈は分かるけども、、、ちょっとイメージしたらかなり残酷ですね。
2センチ位までの幼虫であればできそうな気もしますが、スズメガの幼虫とかは、、、かなり抵抗あります^^;
定植準備のための畝立てなど
また、空いた時間で5月に定植した菊の除草も行いました。
植え付け後にピンチをしたことで、株の下部から分枝が進み、1個体当たり3~5本程度の枝が伸びていました。
わかりやすく成長をしてくれるので、観察していてとても楽しいですね。
生育が盛んなので、株立しているものも見られます。
菊の定植準備、まずは畝立てから
連日雨模様が続くので、晴れ間は貴重です。
露地栽培用の菊について、定植準備を少しでも進めていきます。
今日はひとまず畝立てだけで終了。
ちょっと試しにタイムラプスで動画を取ってみました。
農作業って、タイムラプス動画と相性が良さそうですね。黙々と作業を行うことも多いので圃場を定点観測することで、1日でどこまで進んだか分かりやすい気がします。
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