今後の目標についてちょこっと書き記し
まずは現状の見直し!
3月末に浪江町に移住してから、はや3ヵ月が経過しようとしています。
とても濃密な3ヵ月でしたね。「まだ3ヵ月か…」というのが本音の感想。でも研修期間の1/4が終わろうとしていると考えるとあっという間。
引っ越し直後、現在の住まいに初めてベットを広げて寝た時には、「本当に浪江町に来ちゃったけど、研修日程とか細かいところ詰めてないし、大丈夫じゃろか」という不安は正直ありました。
それから少しずつ生活のリズムを作り、現場の仲間ともちょうどよい距離感を見つけ、中華料理屋でお気に入りのメニューを頼めるようになり、スーパーで働いている方の顔を一方的に覚えて馴染み感も出せる程度にはなりました。3ヵ月でここまで慣れるもんなんですね。
今年の春から中学教員になった妻も、生活と仕事のリズムが落ち着いてきたようです。
そういうわけで移住当初の目標であった、
「就農研修の開始」
「収入(失業手当と補助金)の確保と収支設計の計画」
「身体を壊さずに、新生活に慣れる」
という3大目標をなんとかクリア!
次ステップの目標を作りたいと思います。
6月の目標
就農準備資金の申請を行う
もうすでに6月も半ばではありますが、改めて目標を列記。
まずは一番大切な、「就農準備資金」の申請をクリアすることです。
こちら先日も記事にしましたが、交付主体は農業振興公社。6月28日が申請の締め切りで、かなり多くの書類の用意が必要です。
なかでも私の場合は失業手当を受けているため、就農準備資金と生活保護との併用はできないことが申請をより複雑にしています。
(研修期間は4月1日~ですが、失業手当を4月18日~9月末日で受給予定しているため、4月~9月は手当対象外になります)
また、町役場に提出した際の研修予定期間は2年間としましたが、実際は1年間を想定してスケジュールしているため、改めて1年間予定で申請を通すべきとの判断に。
細かいところで調整の上、首尾よく期限までに提出を進めます。
研修中に学んだことをウェブサイトに書き溜めて勉強勉強
栽培の手法や販売についてなど、細やかなノウハウを後から見直せられるように、本サイトで記事にまとめています。
こちらは研修先の技術情報が含まれるため、守秘義務が発生する関係上、閲覧制限をかけている記事にはなるのであくまで個人用です。
ただ、今後町で就農したいと考えている方がいた場合に、参考として閲覧できるようにすることができればと考えています。
その日に気づいたことなどは散文的に記録はしているのですが…記事としてまとめるには一つ一つ時間を要するため、なかなか着手が遅れている状況。
ただ、今年の後半になると非常に忙しくなってくるため、6月~7月で、これまでに覚えた技術は全てまとめておきたい!
そのため、「7月末までに農作業ノートを形だけでも完成させる」をひとまずの目標にしたいと思います。
また、一般的な手法や、特に社外秘ではない内容、感想レベルであれば、ブログ記事などコンテンツにまとめています。こちらと合わせてコンテンツを充実することで、個人的な備忘録として本ウェブを有効活用していきたいと思います。
体力づくりのため、毎日ワークアウト
4月・5月は、新生活へのストレスを考えて、身体を壊さず生活に慣れることを目標としていました。
前職場では営業職だったため、外へ出ることも多くありましたが、農作業で現場に出るのとはわけが違う。研修開始当初は、体力的にかなりきつい日があり、家に帰ってきたら2時間程度仮眠を取らないと身体が持たないこともしばしばありました。
段々と身体の調子も慣れてきて、体重も数キロ落ちたところ。現在伸長175センチ、78キロ程度のまだまだ贅肉が見え隠れする体型です。
今後のことを考えて、本格的に肉体改造、痩せるというよりも、筋肉増強とストレッチによる体力増強、ケガの予防を目的に、1週間ほど前から「筋トレ&ストレッチ&ランニングを日課にする」を目標として続けています。
最近はスマートフォンアプリでトレーニングができるものが多く出ているようですね。
一人で運動する際はモチベーションを保つのが一番の課題になりますが、楽しく続けられそうなアプリを見つけられれば、持続できる確率は高まりそうです。
私はいくつか比較した結果、下記の2つを使用中。毎日起動することで、習慣付けられていければと思います。
自宅トレーニング 器具は必要なし & 筋トレ
https://play.google.com/store/apps/details?id=homeworkout.homeworkouts.noequipment&hl=ja&gl=US
Nike Run Club
https://www.nike.com/jp/nrc-app
7月~12月の目標
就農関係
営農計画の策定(7月~10月)
営農計画の策定は、秋口までに目標に進めたいと思います。
営農計画はその後の融資の相談などにも影響してくるので、とにかくコレをどれだけ早く準備できるかが、うまくスタートできるかの分け目かと。
個人的に作っている栽培計画表や、資材表の原案をとっとと完成させて、7月中には研修先に一度原案を相談したいと思います。頑張れ俺。
資金計画の策定(9月~12月)
年明けに控えた3/4事業の申請を見据えて、JAへの融資相談を行います。
年内には相談を終えて、万全の体制で年明けを目指したいと思います。
認定新規就農者を通す(12月)
この認定新規就農者が通るかどうかが、まず第一の目標になりますね。
審査は年に数回行われるらしいのですが、目標としては年内に認定をもらうこと。遅れた場合、来年春からの企業は難しくなってきます。
勉強関係
エコ検定の受験
エコ検定(環境社会検定試験)は、世の中で起きている環境問題や、それを取り巻く世界情勢について説明できる人材を育成するための検定です。
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/
SDGsで取り上げられているように、環境問題は農業にも直接関わってきますし、世の中で何が起きているのかしっかり知ることで見えてくるものもあるかと思い、個人目標の一つに入れています。
持続可能な農業、社会、生活は、いまとしては大前提で考えなくてはいけない問題となっています。
せっかく1から農業を始めるのであれば、そこらへんの知識は一通り知っておいて損はないかと。
もともと環境問題や、自然科学に興味があり、大学で学んでいたということもありますが。改めて、しっかりと勉強し直していく所存です。
ちなみに8月受験の第32回が今なら狙えますが、7~8月は忙しいため、第33回の試験を受験します。合格が目的ではなく、自分のものとして知識を吸収すること。これが目標です。合格はもちろんのこと、満点を目指して頑張ります。
なお第33回の試験は、申込みは10月5日~10月17日(私の誕生日!)
試験期間は11月11日~11月28日です。
IBT方式を採用しているため、自宅に居ながら受験ができます。
興味ある方はぜひ一緒に頑張りましょう。
危険物取扱者乙種4類の受験
言わずもがな危険物取扱者ですね。灯油やガソリンなど、農業従事者にかかわるところでいうと、乙種4類がこれにあたります。最も受験者が多いとされる受験資格ですね。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/
これは農場で灯油やガソリンなどを使用するため、先々のことを考えて取得しておいたほうが良いかなと思い、受験しようと考えています。
ハウスへの暖房設置の方法、灯油などの貯蔵量などにより、免状の必要性は分かれますが、あるに越したことはない。選択肢は広げておきたいです。
試験会場などにより試験日は異なりますが、狙うとしたら南相馬市会場の11月5日試験日ですかね。電子申請の受付期間は8月12日~22日。忘れずに受験申し込みをします。
WEBコンテンツの充実(勉強内容の取りまとめ)
先述の通り、このウェブサイトには就農に関して研修で勉強したことをまとめていきたいと考えています。
主なコンテンツとしては以下の通り。
- 農作業についての手法
- 各作物の栽培管理について(限定公開)
- 作物と品種の特徴について(限定公開)
- 農薬について
- 肥料について
- 病気について
- 経営について(限定公開)
- 就農をするにあたって準備したもの、体験談など
- そのほか農業や環境に関わる知識(土壌・生物・科学・環境など)
何年も掛けてゆっくりと体系立てて行ければと考えていますが、研修中にしかかけないものとしては、①農作業についての手法、②収納するにあたって準備したもの、経験談など この2つが重要。
①の中でも現在学んだものについては、7月中目処に完成させていきます。
就農にあたっての経験談や考え方は、自分のプロフィールと合わせて観られるページを作りたいと考えていますが…8月までにできたら御の字かな。
農薬や肥料、知識については写真や記録は貯めているので、ここらへんの整理くらいは同時進行したいです。
生活関係
失業手当から就農準備資金への移行
9月末に失業手当を外し、就農準備資金の受給へ移行させます。
ここらへんの話はまた別で詳しくしたいと思います。
アルバイトの開始
生活給付だけでは手取りがすこし心もとないので、失業手当が外れる10月を目安に、短時間のアルバイトができればと考えています。
浪江町周辺では、時給単価が少し高く、1000円~1200円程度のアルバイトがよくあります。
時間とシフトが合うものがあれば、積極的に狙っていきたいです。
アルバイトをすることで勉強に割く時間などが減ってしまうため、一日での活動パフォーマンスを上げることで、空いた時間での勉強などを効率よく進めていきたいと思います。そのためにも、体力づくり、持久力づくりが大切です。7~9月の3ヶ月間で磨いていきたいと思います。