就農体験記 新規就農を目指して

【就農研修日記】6日目

今日は非常に天気がよく、気温も高い一日でした。

ハウス内での作業場はゆうに30℃を超え、水分補給を気をつけつつ今日も働きます。

4月でこの暑さ、真夏は想像を絶する環境でしょう(震え)

熱中症対策だけ、色々と万全に。頑張っていきましょう。

今日の作業(2022.4.11)

遮熱材ギガクールの展開作業

定植準備が終わった3号棟と4号棟について、これからトルコギキョウの定植作業を進めていきます。

が、最近とても気温が高く、ハウス内の温度は35℃を超える温度に…暑いですね。

植えたばかりの苗は、まだ根っこが土をしっかりと掴んでおらず、過酷な環境に非常に弱いです。

そのため、定植前にハウス内の温度を少しでも緩やかな気温に保つため、遮熱材でハウスを覆う作業を行います。

ここで使用している遮熱材は「ギガクール」という商品らしいです(ちょっと検索で出てこなかっため、どこのメーカーのものか改めて後日聞いてみます)。遮熱材(遮熱資材、遮熱シート・ネットなど)とは、文字の通り、熱を遮る資材になります。日光から届く熱を遮断し、ハウス内の気温上昇を緩やかにする効果があります。メーカーによって遮熱の割合などが提示されており、この%が高いほど遮熱効果は高いです。

また、似たような資材に遮光材があり、こちらは日光から届く光量も減衰する効果があります。ちなみに遮光・遮熱どちらの効能も持つ資材もあり、気温上昇を抑える効果はとても高いですが、費用もそれなりにするそう。

作業の内容については、写真を見ていただければ分かる通り、遮熱材でハウスの上部を覆って、バネで留めていくだけなので、特筆すべきことは特にありません。敢えて備忘として上げるとしたら下記の通り

  • 風に煽られぬよう、シートはピンと張る。仮止めを駆使してうまく頑張る
  • バネは一端を敢えてハメない。取り外ししやすいように
  • 日光は南方から届くので、南方側の遮熱を意識(シートの長さが足りない場合など)
遮熱材ギガクール
ギガクールの一端にロープを結び、反対には重り(水の入ったペットボトル)をつける
ペットボトルを投げて反対側へ。ハウスを遮熱材で覆う様子
バネでハウスに留めてゆく
うまくバネがハマるとこんな感じに。端は、後々取り外ししやすいように敢えてハメない
ギガクールで覆ったハウス(遮熱材の長さが足りず手前北側は覆い切れていない)

少し大きなハウスでもトルコギキョウの定植準備

夏採りのトルコギキョウ定植のため、8号棟でも定植の準備を進めます。

今回のハウスは少し横に幅広く、畝は6つ立てられます。

作業の内容は、先日と同様なので割愛。畝立てから始まり、今日はマルチングをするところまで進みました。3人がかりでも、時間がかかる…およそ5時間程度はこの作業についていたと思います。

残りの作業は明日、おそらく定植準備完了のところまで進められるはず。

6つの畝が立つハウス

今日の備忘メモ

  • 遮熱材で覆うのは、定植後1週間程度のみ。根が活着するまでのセンシティブな期間のみの対応

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