各地で大雨ですね。梅雨前線はこれから北上してきますが、すでに大型の低気圧がやってきており、長雨シーズンに入りました。
梅雨は湿度が高く病気、特にカビが発生しやすい時期なので、玄関先のハーブを剪定。
剪定ついでに玄関で育てているパセリを収穫。
採れすぎたパセリは、我が家ではソースにしてソテーにつけたりしています。
ブールノワゼットソース。簡単で美味しいです。
https://www.kurashiru.com/recipes/1ae7c919-1653-4cc8-87b0-91cee738224e
新規就農者育成総合対策事業の申請をぼちぼちする
新規就農者はだいたい利用するだろう補助制度
今日は「規就農者育成総合対策事業・就農準備資金」の申請説明会に行ってきました。
国が農業への新規参入を推進する中で、新規参入のハードルを下げるために、収入くらいは補償しましょうっていう補助制度です。
いわゆる150万円制度。就農研修中は最大2年、経営開始からは最大3年(昨年までは5年でした)、年間150万円の生活手当給付があります。
私みたいに、新しく農業をやってみたい!と考えている方はほとんどが利用するのではないでしょうか。
認定新規就農者として申請を通すには、それなりの研修実績がほとんどの場合で必要です。そりゃ作物ちゃんと育てられない人に援助はできないから当たり前ですね。
ではどのくらい研修すればいいの?という問いに対し、国や自治体が目安にしているのが年1200時間という数値。これをクリアしつつ、アルバイトなどで生活費を稼ぐのはとても難しい。
蓄えがある人ならともかく、大半の参入者は、「覚悟とやる気はあるけどお金は無い…っ」という方が多いと思います。
そんな方を救済するための措置ですね。
実はこの制度、民主党政権の10年前から発足し、あれこれ形を変えつつ、ついに今年名前も変わってリニューアルしました。
これまでもあった"研修準備期間"と"経営開始後"の生活費補填に加え、"経営開始時の資金"も補助しますという3つ柱になりました。
細かい中身についてはほうぼうで解説があり、公式HP見てもらえればと思いますが、要約すると
「リスクとってまで農業やろうとしてくれる人にはこれまで以上に援助するけど、途中で挫折したらお金返してね。そのためには堅実に計画立てを頑張って、はよ一人前になってね。あと途中報告もしっかりよろしく。j計画外の変なことしたらダメよ」
っていうところでしょうか。
説明会の冒頭でも、生半可な気持ちで利用すると、あとで「やっぱ農業きついわやめよ」って思ったときに相当苦労するよっていうことを仰っていました(もっと丁寧な言葉ですが)
この補助制度、良くも悪くも利用者側に合う合わないがあるのだと思います。
利用した方の1割が諸々の事情で制度利用を止めていると聞きました。
審査側も、そんな方を少しでも出さないために審査の目を厳しくし、申請通るのが少しずつ難しくなっているとの話も聞いたりします。(まぁ全くもって当たり前の話ですが)
農業が自分にとっての幸せを叶えるツールとなるか考える
個人的には、”農業従事者は、幸せな暮らしを叶えやすい、恵まれた職の方たち”と思っています。
リスクは多分にあり、理不尽にさらされることもままです。
社会情勢や国政にももろに影響を受けます。
毎年課題がもりだくさんです。
でも、自分が管理できる土地があり、
自分で作物を育てて、食べて、
四季を感じ、
身体も動かせる。
健康に人一倍気を使って生きていける。
それが人として生きて幸せを享受する上で、この上ないメリットだと私は考えています。
何が言いたいかというと、リスクを取ってでも、農業従事者になってみたいと目指すのは尤もらしいコト。
「国が補助制度を用意してくれているから、最初は収入補償があるから楽だろう」っていう考えありきで参入するのはお門違いかと考えます。
何が何でもコレで食っていくぞっていう覚悟。なんのために作物を育てているのかという確固たる目的。
そういうのが一番、なによりも大切なのかなと思います。
覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッ!
ジョジョの奇妙な冒険 第5部 ジョルノ・ジョバーナ
とはいえ、私みたいな農業初心者で実績も無い奴に、国が手厚く資金援助、なおかつ客観的にアドバイスしてくれるというのであれば、ありがたく心意気を受け取って、早く一人前になることを目標に頑張るべきです。
もちろん補助制度の財源は税金ですし、一種の借金のようなものですので、コレを利用せずに好き勝手やるんだ!って方はそれでも良いと思います。
人生予定通りに行かないことなんてザラ、環境のせいにせず、己を顧みて、次の行動を考えていく。
何を使うかはあくまで手段。使えるものは使って、幸せのカタチを探しましょう。
そうやってぶれずに生きていきたいですね。
備忘録として提出する書類と進行状況
個人的な備忘録として、書類の提出状況とやることリストを上げときます。自分用メモメモ
書類提出は6月28日まで必着。送付先は「相双農林事務所双葉農業普及所」。
なお失業手当との併用は不可。研修期間中の失業手当受給期間は、月割計算で資金の補助から対象が外れる(研修開始に合わせて申請は進める)。
ただし再就職手当は併用可能!ここ要確認。
フリーランスとしての開業届は出しても、補助制度の利用に影響なし。個人事業開業できれば、青色申告ができるし、ビジネス用の金融口座も取れるメリットあり。ので、再就職手当がつくのであれば、とっとと開業したほうが得のよう。
提出書類と状況
- 研修計画の承認申請…様式のHP掲示が今週。DL次第記入。浪江町から一部資料提供待ち
- 研修実施計画…浪江町で用意。提供待ち
- 履歴書…様式のHP開示が今週。DL次第記入。証明写真必要か
- 離職票の原本…ハローワークに提出済みなので、雇用保険受給資格証の原本を提出
- 農業契約に関する確認書…浪江町に確認
- 確約書…親元就農を予定する場合のみなので不要
- 傷害保険証書の写し…研修中のケガによる入院・通院、及び研修先の物品破損時の賠償責任に関するフォローができていればなんでもOK。コピー用意
- 個人情報の取り扱いの同意書…様式DL次第記入
- 世帯全員の所得を証明する書類…福島市に相談
やることリスト(個人的備忘録)
- 履歴書用の証明写真を用意
- ハローワークに、開業届出した場合の再就職手当がもらえるか確認→貰えそうであれば受給開始30日にあたる6月16日で開業申請を検討
- 雇用保険受給資格証の原本提出が難しい(雇用手当の受給中のため)ためどうすればいいか確認(急ぎメールで確認)
- 農業契約に関する確認書を浪江町に確認(急ぎメールで確認)
- 生命保険・医療保険の住所変更→相談済み
- 所得証明の郵送について福島市に相談(急ぎ福島市に確認)