就農体験記 新規就農を目指して

研修日記 28日目 - 2022年5月20日 -

玄関先で育てているラベンダーがちょうど収穫適期であったため、育った花だけ切り取って居間に飾りました。

昔祖母の家で、ラベンダーを地植えで育てていたこともあり、お気に入りのハーブの一つです。

イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)が見慣れているため、フレンチ系などよりも、そっちの方がお気に入り。

ちなみに家で育てているのはホームセンターで購入した富良野ラベンダーです。かわいいね。

香りよし、色良しの富良野ラベンダー。アロマテラピーの世界では、「ラベンダーで始まり、ラベンダーに終わる」と言われるほど、万能のハーブです

今日の作業

トルコキキョウへの水やり

8号棟のトルコキキョウへの手灌水。定植から1ヶ月ほどたち、おおよそ4対半~5対ほどまで成長しました。

まだまだ背が低いですが、少しずつ成長の差がエリア毎で見えてきたようにも感じます。

定植後1ヵ月程度たったトルコキキョウの様子

定植直後よりも、土の水の吸い込みが多いように感じました。

しっかり根が張れば貼るだけ土壌の水分が持っていかれるため、乾燥しやすいかと思います。

病害に負けずに育ってくれい!

ユリの定植圃場の準備続き

16号棟は定植準備終了!

先日から作業を行っていた16号棟については、定植準備が完了しました。

穴あけも全て終わり!

焼き切ってしまったフラワーネットは、糸で後ほど補強します。

穴あけの際にどうしてもフラワーネットが切れてしまう
ユリは5条で定植。穴あけ作業も時間がかかる

別ハウスもユリの定植の準備を急ぎ進める

同じく10号棟についても、ユリの定植を行うため畝立てから進めました。

土の硬さが場所によりかなり異なり、まっすぐ畝立てを行っても、平らにはならずにでこぼこが目立ってしまいました。

そのような場所は手作業で補修。うまく機械を扱えるようになれば改善されるものなのか…

なんにせよ慣れが必要ですね。一発でキレイな畝が建てられるように精進します。

マルチを張り、防草シートで通路を覆う

今日は防草シートを張る作業の途中まで進みました。

スミサンスイによる灌水

1月に定植していた18号棟のトルコが、頂花が形成される個体が少しずつ確認されるまでに成長しました。

場所により、生育度合いが異なるので、水やりなどうまく調整しつつ、引き続き見守ります。

今回は灌水作業。前回まではスプリンクラーを使っていましたが、今回は初めてスミサンスイを使用しました。

スミサンスイで2列ずつ灌水をする様子

これもやり方はそのうちコンテンツにまとめます。

2畝同時に灌水を行い、おおよそ40分程度水をあげます。

葉や花に水を当てたくないとき、通常であれば通路灌水で水を上げることが多いようですが、この圃場では土壌病害菌が増えているので、できるだけ被害を最小限に抑える(範囲を拡大させない)ために、畝に直接水を与えるスミサンスイを採用しているそうです。

今日の備忘メモ

  • 9節以降は水をたっぷりあげるのが大切。頂花が確認されるまで。
  • ただしpF1.8~2.0を目安に乾燥させてから水をあげる。頻度を調整

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